こんにちは!
TBです。

引き続き、購入したAntelope Audio Discrete 4 Proの使い方について、気づいたことを共有します。

今回は、DAWからadfx2dawで呼び出したエフェクトを使って、2MIXを作成するミックスダウンができるのかどうか?についてです。


1.リアルタイム エフェクト

Antelope Audioのオーディオインターフェースの特徴は、優れたAD/DA、プロの使用に耐えるルーティング(IN、OUT、PC)、クロッキング、高品質なプリアンプと多岐にわたりますが、もう一つの特徴は、FPGAとDSPで実現される内部のエフェクトにあります。エフェクトは、ビンテージのラックのエフェクトをモデリングしたもの、、、でとてもいいものらしいです。

このエフェクトのベーシックな使い方としては、マイクやギター、シンセを録音する際に、リアルタイムにモニターしながら演奏しつ、DAWで録音できます。エフェクトはFPGAとDSPにより低遅延で実現されるとのことです。DAWからループバックした音にリアルタイムにエフェクトをかけて再度DAWに戻すことも可能です。

Antelopeでは、さらにこの機能を使いやすくしており、DAW上のプラグインエフェクトとして、内部エフェクトを呼び出しまるでNativeプラグイン(PC上のソフトウェアとして実現されるプラグインエフェクト)がかかっているかのような使い方ができます。

今回紹介するのは、そんなリアルタイムエフェクトのDAW上でのインサートエフェクトとしての使用に関する情報です。


2.結論

出来ました。Bypassしたものと比較したので間違いありません。ただし、条件は「実時間での書き出し」が必須です。


3.解説

公式ページでは「オフラインでのミックスダウンはできない」と明言されています。
あるDTMer記事では、外部音源のように一度録音する必要があるとの記載があったため、Cubaseで言うところの「実時間での書き出し」に対応していない可能性がありました。ワークフローを著しく阻害するため、これでは使い物にならないのではないか?と考え、不安になりました。

実際には、Cubaseではこの設定をすると、一旦エフェクトを懸けた音を録音しなくてもできることがわかりました。

04


よかった~

どうせ、トラックやエフェクトが増えていくと、実時間での書き出しじゃないと正しい音にならないので、これならOK!


4.RealTimeFXを活用したい人へ

購入にあたっては、色々と調べまくって、購入して試しましたので、迷っている方への情報です。

Discreteシリーズ、あるいは、Zenシリーズの製品内部のエフェクト「Synagy Core Realtime」
これを、録音時ではなく、PCから普通のプラグインエフェクトのように使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

※2024/3現在、Zen GoのみUSB接続でも実現できるため、対象外デス。
(1)PCにThunderbolt3のコネクタがあること(※)
(2)自分の買うDiscrete/ZenシリーズにThunderbolt3のコネクタがあること(※)
(3)Thunderbolt3に適合した適切なケーブルを使用すること(※)
(4)adfx2dawというソフトウェアを購入すること(2024/3までのセールでは付属)

セットアップなどでは別のハードルがありますが、上記があれば一旦、DAWから使用できるはずです。

なお、ケーブルについては、一つ前の記事にまとめました。

しっかし、マニュアルにも書いてないし、公式のYouTubeでも説明していないし、記事を書いている人もいない。なので、少しでもお役に立てますように。

以上でした。


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