(2022/3/6 DAWデータバックアップの部分を追記)
(2021/2/13 一部改訂)
こんばんは!TranceparentBlueこと、TBです。
PCを買ったまま、
壊れた時の備えを何もしていない!
という方、いませんか?
マジで、とても危険です!
・フォロワーさんと作った神トラック!
・いただいた、大好きなプロフ画!
・二度と出せない、偶然できたあの音!
などが、消えてしまうかもしれません!
DTMrerにとってのバックアップについて、先日あわやすべてを失うとことだったTBが恐ろしさを知って実践したことを、メモしていきます。
なお、基本的には、WIndows10について記載しますが、Windowsのほかのバージョン、考え方についてはMacやLinuxにも役立つと思います。
仕事柄たくさんのPCに触れてきました。そして、いろんなトラブルを見てきました。
PCが壊れる原因のトップ1は、ハードディスク、もしくは、SSDです。(自分調べ)
(本体やキーボードの破損、ケーブルの断線、水濡れなどの明らかに物理的な故障は、のぞいて)
私が個人で購入したPCは10台以上ありますが、動作しなくなった最初の故障は、すべてHDDやSSDが原因です。それだけ、激しく使用していて、消耗する部品だから、だと思います。
そんなよく壊れるHDDやSDDが壊れた時、DTMerとして、身を守るためにどうしたらよいか?について、私のなけなしの知識を記載していきます。
※PCのハードウェアとしての故障の見分け方、原因の特定方法、部品の交換の方法や相談先については、詳細は書けませんが、この記事など役に立ちます!BIOSが起動すれば診断できます。また、このようなページを使って、おおよその原因はわかるかもです。
その前に・・・HDDやSSDが壊れると、どうなってしまうのか?整理してみましょう。ヤバさがわかって初めて、リスクに備える、ということですもの。
(1)HDDやSSDを交換をした後、OSのインストールができない。
面倒見のいいお店(ドスパラや、PCデポなど)であれば、WIndowsの初期状態までなんとか戻してくれるでしょう。ヨドバシ、ケーズ、ヤマダなどで購入したPCも、メーカーに出すことで、お金はかかりそうですがWindowsの初期状態まではナントカしてくれるでしょう。
しかし、1年以上たったPC、中古で買ったPC、自分で修理した場合、自分で修理してみたい場合は、事情が変わってきます。通常、市販のPCは、PCを初期化するためのバックアップデータをHDDやSSDの中に持っています。(DVDなどのディスクでは収まらないので、DVDなどはついてこないのです) つまり、今回のように、HDDやSSDが壊れた場合は、何の役にも立たないのです。そして、次はもっと深刻。
(2)自分が作ったり集めた、大切なDAW、WAV、mp3、MIDIなどのデータがなくなる
通常は、PCの中のHDDやSSDに、いろんなデータを保存していると思います。これが消えてしまいます。これは、最悪です。もちろん、SDカードやUSBドライブにバックアップしている、という方はひとまず安心ですね。でも、抜け漏れはありませんか?
(3)DAW、プラグイン音源、プラグインエフェクトが消えてしまう。
高価な製品を購入しても、ライセンスがPCの中にだけあると、HDDやSSDが消えてしまったら、また買いなおすしかない、ということもあります。
ヤバい話ばかり。。。気を付けて対処しておきたいです。
こんな方のお役に立てるかも
(1)Windows10のPCを使って、DAWでDTMしてる
(2)Windowsやデータのバックアップに不安がある、課題がある
HDDやSSDが原因のPC故障を修理する時に備えたい
(3)ある程度自分でPCの面倒は見たい
自分でPCの面倒を見たい人にとっては、特に重要なテーマですよね。
以下の4つに分けて説明します。
3.1 OS (Windows 10)
3.2 DAWのプロジェクト、MIDI、WAV等
Windowsは、HDDやSSDのCドライブの中にいて、日頃、その中のデータを読みだして、起動したり、動作しています。ですから、HDDやSSDが故障したら、Windowsは起動しないわけです。
HDDやSSDが故障したとしても、修理をしてくれる相手がいる場合は、OSのシリアルキーさえあれば、 (PCの裏面などに貼ってある。最近はPCの中に格納されている機種もある)OSは買った時の状態に戻してくれるでしょう。
※HDDやSSD以外の故障であれば、保存してあるデータはそのままであることが多いです。でも、保証しない、とか言われて不安な思いをしますので、下の「3.2」「3.3」は、日頃からケアしておきたいですね。
※なお、上記で「OSを元に戻してくれる」というのは、あくまでWinowsのPCを買ったときの状態に戻すだけです。なので、購入してインストールしたDAWや音源は、当然再インストールをゼロからやります。自分で入れたデータ、作った曲は、何も対策をしていなければ、すべて消えます。これを防ぐには、今回の説明をしています。それ以外にも、フルバックアップを取るという方法があります。PC内部と同じ容量のHDDを買う必要があり、手間が増え、費用が高額となります。3.4で説明します。
しかし、HDDやSSDの故障がわかり、自分で交換する場合はどうでしょうか?その場合は、WIndowsをどうやってインストールすればよいでしょうか?
そういう時のために、本体のHDD、SSDと別に、フルバックアップや、回復ドライブ、というのを作っておく必要があるのです。
フルバックアップは、文字通り、OSも自分のデータも、DAWやプラグインでさえもすべてをバックアップして戻すことができます。しかし、企業のシステムであっても、この運用はとても大変です。また、費用も少し高くなりますので、まずは、回復ドライブ、という比較的安価な方法を想定して説明していきます。
回復ドライブの作り方は、様々なサイトでも調べることが可能ですが、一応のせておきます。
(1)Windowsボタンを押して、歯車マークを押す。

(2)設定を選択

(3)真ん中のボックスに「回復ドライブ」と入れると、すぐ下に「回復ドライブの作成」をいうメニューが現れるのでクリック。

(4) 次へ

(4)回復ドライブの準備として、どのぐらいの容量になるか調べているようです。

(5)回復ドライブに必要なUSBフラッシュドライブを接続する要求されます。

ここで、USBドライブが必要になります。
16GB以上のUSBメモリが必要だ、とWindowsに言われますので、32GBのものを買います。私はAmazonで一つ800円で、5つ購入しました。(家族のPC分全部😎)
USBメモリって、たくさんのメーカーから発売されていますが、私はバッファローにしました。壊れにくいし、安い!Amazonの評価を見ていても、安心です。
やっぱり、日本の会社の製品(工場は中国だと思いますが) は安心です。
(6)PCがUSBドライブをさすと、一度「お待ちください」になります。

(7)USBドライブを認識して、回復ドライブ作成の準備ができると、この画面となります。
USBドライブが自分が挿したものか確認して、OKであれば次へ。

(8)回復ドライブを作成します。2時間程度かかりました。

(9)完了すると、このような画面になりますので、USBドライブを抜いて、大切なものを芝う場所にしまっておきましょう。(日付や内容についてシールを貼っておくとよいです)

実際に故障した場合の回復手順ですが、DTMerの特徴はありませんので記載は割愛させてください。参考までに、Dスパラさんのサイトを載せておきますね!
2022/3/6追記
この度、新しい記事を執筆しました。
DAWデータのバックアップの方法や、なぜバックアップが重要かについてセキュリティの事情を踏まえて説明しています。お越しください~😌
さて、次が、最も重要な、自分の作品や、作品の素となる、二度と手に入らない情報です。
どう守りましょうか。
次のステップで考えてみてはどうでしょうか?
(1)心構えをしましょう
まず、最初に、この心構えを持ちましょう。
「PC内臓・外付けの、HDDやSSD、それから、
USBメモリやSDカードは、故障して当たり前。」
好きも嫌いも、あのりんごのメーカーは良いだの、〇〇製が悪いだの、はあまり関係ありません。そういうものです。
必ず備えてください。
(2)保存する時から気を付ける
以下のような方はいらっしゃいませんか?
・DAWのプロジェクトは、「ドキュメント」の中
・ダウンロードした、MIDIファイルや、シンセのプリセットは、「ダウンロード」の中
・プラグインエフェクトの設定は・・・「どっか」にある
大変失礼ですが、間違いなく、痛い目を見ます。
私の場合はこのようにしています。
①Cドライブとは別のHDDドライブを購入してPCに接続(Eドライブと呼ぶ)
②Eドライブが故障してもよいように、バックアップ用のHDD(Fドライブと呼ぶ)を購入する
③Eドライブを時々Fドライブに、丸々コピーする
SyncToyというツールで、追加・変更・削除分だけコピーしてしてもらっています。
④Eドライブに、DAWのプロジェクトを必ず作成する。
これによって、Cドライブが壊れてもOK。Eドライブが壊れても、バックアップがある。バックアップが壊れたら、すぐ買いなおす。その間にEドライブが壊れなければOK。こんな感じです。
この方法で、ポイントになるのは
「何でもかんでもEドライブに入れちゃダメ」
ってことです。
注1:再ダウンロードが可能なソフトウェアやデータ
メーカーのサイトに行って、ログインすれば、再度ダウンロードできるものは、何もしません。
DAWそのもの、プラグイン音源・エフェクトそのものは、もし、なくしてしまっても、再度ダウンロードが可能です。しかし、ライセンス、アクティベートについて、ちょっと事情が異なるようです。私の持っているプラグインについては、記載してみます。
大きくは、ライセンスのプラットフォーム毎になると思われます。
(1) eLicenser対応製品
Cubase Artist、PROは、USB eLicenserが必須ですので、
Cドライブが故障しても、再度インストールすれば問題ないでしょう。
eLicenserに対応している製品は、USBに入れておくことが大切です。
ちなみに、CUBASEは、USBが壊れた場合も、ユーザ登録してあれば、相談にのってくれる様子です。(ヘルプのページで見ただけですが)
Viennaがこれに当たります。
(2)iLOK対応製品
これもUSBを購入しておけば、移せるので、そのほうが安心と思います。
無料のクラウド版があってこれが使えれば安心なのですが、
対応している製品が皆無なので(iZotopeなど)USBのほうが安心ですよね。
対応製品は、
・iZotope
・Ivory
・NUGEN
・Wave Arts
・Softube
など
私は、まだUSB買ってなくて、iZotope、Ivory、NUGENはちょっと心配。
USB買おうかと思うとります。
(3)独自プラットフォーム
・iZotope
アクティベート可能な回数あってその範囲内であれば、再度アクティベートOK。
・Waves
Waves Centralで管理しているHDDやSSDが故障すると復旧は可能ですが、1年に一回だとのこと。
このサイトがとても詳しかったのでご覧ください。
Sawayaka Trip!
・Serum
ログインすればOK。
・KONTAKT(フル版)
シリアル番号を補完しておけばOKとの情報発見。
基本的には、シリアル番号があれば、OKだと思いますが、
まさか、シリアル番号がメールソフトの中、だってことはありませんか?
メールのパスワードなくしたら、忘れたら?
また何万円も払うことになりゃしませんか?
私の場合は、シリアル番号をメモ帳に貼り付けて上記、Eドライブに入れて、
Fドライブにバックアップしています。
毎日のようにバックアップを取る運用になりますので、バックアップの操作、バックアップにかかる時間、ドライブのつけ外しなど、負荷が高いうえに、負荷を減らそうとするとドライブをつけっぱなしになりセキュリティリスクがあるため、現実ではないと考えています。
もし、仕事として、音楽データを管理する必要があるのであれば、費用は無視して、RAIDという仕組みをお使いください。RAID1+5が最も堅牢です。それとは別で定期的なフルバックアップを取ってください。実際に復旧できるよう、しっかり運用設計をしたほうが良いです。
私のような素人には、これが現実的ではないと感じているので、最低限、回復ディスクを作成してOSだけはすぐ復旧できるようにして、大事な自分の曲のデータだけは、毎週バックアップを取っています。
バックアップ用のディスク(上記ですと、Fドライブ)は、普段、PCから外して保管してください。なぜかと言いますと、PCがランサムウェアに感染したときは、接続されているすべてのディスクの全データが暗号化されてしまい、使用できななります。
(1年ほど前に、バックアップ用のNAS(ネットワーク上のドライブ、RAID1構成)がランサムウエアに感染し(メーカーファームウェアの脆弱性が原因)危うく、20年分ので写真が消えるところでした。)
せっかくバックアップを取っていても、暗号化されますと、二度と元に戻りません。(高額な費用をハッカーに支払うことで、復元できるケースもありますが、たとえ支払ったとしても、元に戻る保証はありません。)
その場合はバックアップ用のHDDやSSDをPCに接続しっぱなしにしてはなりません!USB接続のHDDやSSD、USBメモリを使うのがよい理由は、外せることにあります。
さて、たくさん書いてきましたが、
PCの故障って、復旧にとても時間がかかりますよね。
落ち着いて作業に戻れるまで、軽く2~3週間はかかるかもしれません。
もし、重要なデータを失うと、さらに膨大な時間を失ったことになります。
この機会に、大事なデータだけでも、整理をしておくことをお勧めします!
(2021/2/13 一部改訂)
こんばんは!TranceparentBlueこと、TBです。
PCを買ったまま、
壊れた時の備えを何もしていない!
という方、いませんか?
マジで、とても危険です!
・フォロワーさんと作った神トラック!
・いただいた、大好きなプロフ画!
・二度と出せない、偶然できたあの音!
などが、消えてしまうかもしれません!
DTMrerにとってのバックアップについて、先日あわやすべてを失うとことだったTBが恐ろしさを知って実践したことを、メモしていきます。
なお、基本的には、WIndows10について記載しますが、Windowsのほかのバージョン、考え方についてはMacやLinuxにも役立つと思います。
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目次
1.なぜ、そんなに心配するのか?
仕事柄たくさんのPCに触れてきました。そして、いろんなトラブルを見てきました。
PCが壊れる原因のトップ1は、ハードディスク、もしくは、SSDです。(自分調べ)
(本体やキーボードの破損、ケーブルの断線、水濡れなどの明らかに物理的な故障は、のぞいて)
私が個人で購入したPCは10台以上ありますが、動作しなくなった最初の故障は、すべてHDDやSSDが原因です。それだけ、激しく使用していて、消耗する部品だから、だと思います。
そんなよく壊れるHDDやSDDが壊れた時、DTMerとして、身を守るためにどうしたらよいか?について、私のなけなしの知識を記載していきます。
※PCのハードウェアとしての故障の見分け方、原因の特定方法、部品の交換の方法や相談先については、詳細は書けませんが、この記事など役に立ちます!BIOSが起動すれば診断できます。また、このようなページを使って、おおよその原因はわかるかもです。
その前に・・・HDDやSSDが壊れると、どうなってしまうのか?整理してみましょう。ヤバさがわかって初めて、リスクに備える、ということですもの。
(1)HDDやSSDを交換をした後、OSのインストールができない。
面倒見のいいお店(ドスパラや、PCデポなど)であれば、WIndowsの初期状態までなんとか戻してくれるでしょう。ヨドバシ、ケーズ、ヤマダなどで購入したPCも、メーカーに出すことで、お金はかかりそうですがWindowsの初期状態まではナントカしてくれるでしょう。
しかし、1年以上たったPC、中古で買ったPC、自分で修理した場合、自分で修理してみたい場合は、事情が変わってきます。通常、市販のPCは、PCを初期化するためのバックアップデータをHDDやSSDの中に持っています。(DVDなどのディスクでは収まらないので、DVDなどはついてこないのです) つまり、今回のように、HDDやSSDが壊れた場合は、何の役にも立たないのです。そして、次はもっと深刻。
(2)自分が作ったり集めた、大切なDAW、WAV、mp3、MIDIなどのデータがなくなる
通常は、PCの中のHDDやSSDに、いろんなデータを保存していると思います。これが消えてしまいます。これは、最悪です。もちろん、SDカードやUSBドライブにバックアップしている、という方はひとまず安心ですね。でも、抜け漏れはありませんか?
(3)DAW、プラグイン音源、プラグインエフェクトが消えてしまう。
高価な製品を購入しても、ライセンスがPCの中にだけあると、HDDやSSDが消えてしまったら、また買いなおすしかない、ということもあります。
ヤバい話ばかり。。。気を付けて対処しておきたいです。
2.この記事が役に立てるかもな方
こんな方のお役に立てるかも
(1)Windows10のPCを使って、DAWでDTMしてる
(2)Windowsやデータのバックアップに不安がある、課題がある
HDDやSSDが原因のPC故障を修理する時に備えたい
(3)ある程度自分でPCの面倒は見たい
自分でPCの面倒を見たい人にとっては、特に重要なテーマですよね。
3.分類別の対処方法
以下の4つに分けて説明します。
3.1 OS (Windows 10)
3.2 DAWのプロジェクト、MIDI、WAV等
3.3 DAW、プラグイン音源・エフェクト
3.4 一番安全な方法でやりたい!(全部入り)
3.4 一番安全な方法でやりたい!(全部入り)
3.1 OS(Windows 10)
Windowsは、HDDやSSDのCドライブの中にいて、日頃、その中のデータを読みだして、起動したり、動作しています。ですから、HDDやSSDが故障したら、Windowsは起動しないわけです。
HDDやSSDが故障したとしても、修理をしてくれる相手がいる場合は、OSのシリアルキーさえあれば、 (PCの裏面などに貼ってある。最近はPCの中に格納されている機種もある)OSは買った時の状態に戻してくれるでしょう。
※HDDやSSD以外の故障であれば、保存してあるデータはそのままであることが多いです。でも、保証しない、とか言われて不安な思いをしますので、下の「3.2」「3.3」は、日頃からケアしておきたいですね。
※なお、上記で「OSを元に戻してくれる」というのは、あくまでWinowsのPCを買ったときの状態に戻すだけです。なので、購入してインストールしたDAWや音源は、当然再インストールをゼロからやります。自分で入れたデータ、作った曲は、何も対策をしていなければ、すべて消えます。これを防ぐには、今回の説明をしています。それ以外にも、フルバックアップを取るという方法があります。PC内部と同じ容量のHDDを買う必要があり、手間が増え、費用が高額となります。3.4で説明します。
しかし、HDDやSSDの故障がわかり、自分で交換する場合はどうでしょうか?その場合は、WIndowsをどうやってインストールすればよいでしょうか?
そういう時のために、本体のHDD、SSDと別に、フルバックアップや、回復ドライブ、というのを作っておく必要があるのです。
フルバックアップは、文字通り、OSも自分のデータも、DAWやプラグインでさえもすべてをバックアップして戻すことができます。しかし、企業のシステムであっても、この運用はとても大変です。また、費用も少し高くなりますので、まずは、回復ドライブ、という比較的安価な方法を想定して説明していきます。
回復ドライブの作り方は、様々なサイトでも調べることが可能ですが、一応のせておきます。
(1)Windowsボタンを押して、歯車マークを押す。

(2)設定を選択

(3)真ん中のボックスに「回復ドライブ」と入れると、すぐ下に「回復ドライブの作成」をいうメニューが現れるのでクリック。

(4) 次へ

(4)回復ドライブの準備として、どのぐらいの容量になるか調べているようです。

(5)回復ドライブに必要なUSBフラッシュドライブを接続する要求されます。

ここで、USBドライブが必要になります。
16GB以上のUSBメモリが必要だ、とWindowsに言われますので、32GBのものを買います。私はAmazonで一つ800円で、5つ購入しました。(家族のPC分全部😎)
やっぱり、日本の会社の製品(工場は中国だと思いますが) は安心です。
(6)PCがUSBドライブをさすと、一度「お待ちください」になります。

(7)USBドライブを認識して、回復ドライブ作成の準備ができると、この画面となります。
USBドライブが自分が挿したものか確認して、OKであれば次へ。

(8)回復ドライブを作成します。2時間程度かかりました。

(9)完了すると、このような画面になりますので、USBドライブを抜いて、大切なものを芝う場所にしまっておきましょう。(日付や内容についてシールを貼っておくとよいです)

実際に故障した場合の回復手順ですが、DTMerの特徴はありませんので記載は割愛させてください。参考までに、Dスパラさんのサイトを載せておきますね!
回復ドライブを使用して Windows を再インストールする方法
3.2 DAWのプロジェクト、MIDI、WAV等
2022/3/6追記
この度、新しい記事を執筆しました。
DAWデータのバックアップの方法や、なぜバックアップが重要かについてセキュリティの事情を踏まえて説明しています。お越しください~😌
DTMerのためのセキュリティ講座! ~第一回~ 外付けのHDDに毎回バックアップして、PCから外そう!
さて、次が、最も重要な、自分の作品や、作品の素となる、二度と手に入らない情報です。
どう守りましょうか。
次のステップで考えてみてはどうでしょうか?
(1)心構えをしましょう
まず、最初に、この心構えを持ちましょう。
「PC内臓・外付けの、HDDやSSD、それから、
USBメモリやSDカードは、故障して当たり前。」
好きも嫌いも、あのりんごのメーカーは良いだの、〇〇製が悪いだの、はあまり関係ありません。そういうものです。
必ず備えてください。
(2)保存する時から気を付ける
以下のような方はいらっしゃいませんか?
・DAWのプロジェクトは、「ドキュメント」の中
・ダウンロードした、MIDIファイルや、シンセのプリセットは、「ダウンロード」の中
・プラグインエフェクトの設定は・・・「どっか」にある
大変失礼ですが、間違いなく、痛い目を見ます。
私の場合はこのようにしています。
①Cドライブとは別のHDDドライブを購入してPCに接続(Eドライブと呼ぶ)
②Eドライブが故障してもよいように、バックアップ用のHDD(Fドライブと呼ぶ)を購入する
③Eドライブを時々Fドライブに、丸々コピーする
SyncToyというツールで、追加・変更・削除分だけコピーしてしてもらっています。
④Eドライブに、DAWのプロジェクトを必ず作成する。
これによって、Cドライブが壊れてもOK。Eドライブが壊れても、バックアップがある。バックアップが壊れたら、すぐ買いなおす。その間にEドライブが壊れなければOK。こんな感じです。
この方法で、ポイントになるのは
「何でもかんでもEドライブに入れちゃダメ」
ってことです。
注1:再ダウンロードが可能なソフトウェアやデータ
メーカーのサイトに行って、ログインすれば、再度ダウンロードできるものは、何もしません。
注2:もしかしたら、二度と手に入らないデータやプラグイン
であれば、Eドライブに入れておきましょう。
これも、Eドライブに、プラグインという名前のフォルダを作って入れておきます。
注3:データはいらないけど、ライセンスキーなくしたらおしまい
注1に記載しましたが、データは大体、後でダウンロードできます。
しかし、ライセンスキーの文字列は、絶対に失ってはなりません。
Eドライブにライセンスフォルダを作って格納しています。
このように整理してみますと、とっても大事な教訓が見えてきます。
であれば、Eドライブに入れておきましょう。
これも、Eドライブに、プラグインという名前のフォルダを作って入れておきます。
注3:データはいらないけど、ライセンスキーなくしたらおしまい
注1に記載しましたが、データは大体、後でダウンロードできます。
しかし、ライセンスキーの文字列は、絶対に失ってはなりません。
Eドライブにライセンスフォルダを作って格納しています。
このように整理してみますと、とっても大事な教訓が見えてきます。
「データを手に入れた時、データをダウンロードしたときその瞬間に大切なものかどうか判断し、
格納する場所を決める癖をつけ、
二重に保管すること!」
これですね。
ウェスタンデジタル社のポータブルHDDです。
安くて壊れにくくてしっかりしてます。
amazonプレミアムなら、1TBで、5,726円(税込み、送料無料、2022/3/5現在)です。

ウェスタンデジタル社製(Western Disital、WD)です。WDのHDDには、自作PCやHDD交換で、ずっとお世話になっていて、初期不良や故障もなく安心して使っています。(他社製では何度かHDDが故障していい印象がない)なお、WDは、日立のHDD部門を吸収しており、それもいい印象になっているかもしれません。2TBでも8,393円とリーズナブルでおすすめです。
宣伝終わり
上の書き方でいうと、EドライブとFドライブに使うことができます。
お勧めHDD情報( 宣伝です(amazonのリンクあり))
ウェスタンデジタル社のポータブルHDDです。
安くて壊れにくくてしっかりしてます。
amazonプレミアムなら、1TBで、5,726円(税込み、送料無料、2022/3/5現在)です。
ウェスタンデジタル社製(Western Disital、WD)です。WDのHDDには、自作PCやHDD交換で、ずっとお世話になっていて、初期不良や故障もなく安心して使っています。(他社製では何度かHDDが故障していい印象がない)なお、WDは、日立のHDD部門を吸収しており、それもいい印象になっているかもしれません。2TBでも8,393円とリーズナブルでおすすめです。
宣伝終わり
上の書き方でいうと、EドライブとFドライブに使うことができます。
3.3 DAW、プラグイン音源・エフェクト
DAWそのもの、プラグイン音源・エフェクトそのものは、もし、なくしてしまっても、再度ダウンロードが可能です。しかし、ライセンス、アクティベートについて、ちょっと事情が異なるようです。私の持っているプラグインについては、記載してみます。
大きくは、ライセンスのプラットフォーム毎になると思われます。
(1) eLicenser対応製品
Cubase Artist、PROは、USB eLicenserが必須ですので、
Cドライブが故障しても、再度インストールすれば問題ないでしょう。
eLicenserに対応している製品は、USBに入れておくことが大切です。
ちなみに、CUBASEは、USBが壊れた場合も、ユーザ登録してあれば、相談にのってくれる様子です。(ヘルプのページで見ただけですが)
Viennaがこれに当たります。
(2)iLOK対応製品
これもUSBを購入しておけば、移せるので、そのほうが安心と思います。
無料のクラウド版があってこれが使えれば安心なのですが、
対応している製品が皆無なので(iZotopeなど)USBのほうが安心ですよね。
対応製品は、
・iZotope
・Ivory
・NUGEN
・Wave Arts
・Softube
など
私は、まだUSB買ってなくて、iZotope、Ivory、NUGENはちょっと心配。
USB買おうかと思うとります。
(3)独自プラットフォーム
・iZotope
アクティベート可能な回数あってその範囲内であれば、再度アクティベートOK。
・Waves
Waves Centralで管理しているHDDやSSDが故障すると復旧は可能ですが、1年に一回だとのこと。
このサイトがとても詳しかったのでご覧ください。
Sawayaka Trip!
・Serum
ログインすればOK。
・KONTAKT(フル版)
シリアル番号を補完しておけばOKとの情報発見。
【DTM】【他】PCが故障して、ソフトのライセンスで苦労した
(4)その他基本的には、シリアル番号があれば、OKだと思いますが、
まさか、シリアル番号がメールソフトの中、だってことはありませんか?
メールのパスワードなくしたら、忘れたら?
また何万円も払うことになりゃしませんか?
私の場合は、シリアル番号をメモ帳に貼り付けて上記、Eドライブに入れて、
Fドライブにバックアップしています。
3.4 一番安全な方法でやりたい!(全部入り)
フルバックアップを取る方法がおすすめです。つまり、PC内部の全HDD・SSDと全く同じ容量のHDD・SSDを用意して、定期的にコピーします。一番、何も考えなくてよい方法なのですが、一方で、それをやる人には一定の負荷がかかります。毎日のようにバックアップを取る運用になりますので、バックアップの操作、バックアップにかかる時間、ドライブのつけ外しなど、負荷が高いうえに、負荷を減らそうとするとドライブをつけっぱなしになりセキュリティリスクがあるため、現実ではないと考えています。
もし、仕事として、音楽データを管理する必要があるのであれば、費用は無視して、RAIDという仕組みをお使いください。RAID1+5が最も堅牢です。それとは別で定期的なフルバックアップを取ってください。実際に復旧できるよう、しっかり運用設計をしたほうが良いです。
私のような素人には、これが現実的ではないと感じているので、最低限、回復ディスクを作成してOSだけはすぐ復旧できるようにして、大事な自分の曲のデータだけは、毎週バックアップを取っています。
4 最後に大切な注意事項です
バックアップ用のディスク(上記ですと、Fドライブ)は、普段、PCから外して保管してください。なぜかと言いますと、PCがランサムウェアに感染したときは、接続されているすべてのディスクの全データが暗号化されてしまい、使用できななります。
(1年ほど前に、バックアップ用のNAS(ネットワーク上のドライブ、RAID1構成)がランサムウエアに感染し(メーカーファームウェアの脆弱性が原因)危うく、20年分ので写真が消えるところでした。)
せっかくバックアップを取っていても、暗号化されますと、二度と元に戻りません。(高額な費用をハッカーに支払うことで、復元できるケースもありますが、たとえ支払ったとしても、元に戻る保証はありません。)
その場合はバックアップ用のHDDやSSDをPCに接続しっぱなしにしてはなりません!USB接続のHDDやSSD、USBメモリを使うのがよい理由は、外せることにあります。
さて、たくさん書いてきましたが、
PCの故障って、復旧にとても時間がかかりますよね。
落ち着いて作業に戻れるまで、軽く2~3週間はかかるかもしれません。
もし、重要なデータを失うと、さらに膨大な時間を失ったことになります。
この機会に、大事なデータだけでも、整理をしておくことをお勧めします!
<ちょっと言いにくいお願い>
本サイトは、毎月3000PVのアクセスがあり、特に、CUBASE、KONTAKT、INTEGRA-7などで困った方のお役に立てているような気がして、私もうれしく思っております。可能であればお気持ちとしてココナラのブログを購入していただけると喜びます(関係ないブログですが、投げ銭代わりに(笑))
USB接続 コンデンサーマイク Windows+DAWでギリちゃんと使える!
購入しなくても見れますので、安心してご覧ください!
本サイトは、毎月3000PVのアクセスがあり、特に、CUBASE、KONTAKT、INTEGRA-7などで困った方のお役に立てているような気がして、私もうれしく思っております。可能であればお気持ちとしてココナラのブログを購入していただけると喜びます(関係ないブログですが、投げ銭代わりに(笑))
USB接続 コンデンサーマイク Windows+DAWでギリちゃんと使える!
購入しなくても見れますので、安心してご覧ください!
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