こんばんは!
TBです。

以前に、ROLANDの「INTEGRA-7」という
ハードウェア音源について、
今主流であるソフトウェア音源と比べての
良いところ、悪いところを整理しました。

過去記事
「INTEGRA-7」とは?ハードウェア音源の良さを振り返る!

最近、時々見てくださっている方がいるようですので、
さらに、最近感じた「INTEGRA-7」や「ハードウェア音源」
の良さについて、最新情報を(笑)お届けします。

もし、参考になりましたら、
YouTubeで、私の曲でも聴いていってくださいな。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ コチラ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/channel/UC-w7HmY0mFqJj9QZtBs4xjQ


1.前提

この記事を見て意味がある対象は以下のような方です。
(1)音源+DAWで曲を作っている
(2)生楽器や声の録音ではできない曲を作っている

生楽器メインで演奏して録音する方には、
この内容は当てはまりません。

2.良い点
(1)PC負荷なし。MIXまで一気にいける!

  ソフトウェア音源を使って、エフェクトをかけながら
  曲を作っていると、どうしてもPCが引っかかるようになり、
  プラグインによっては、DAWを異常終了させてくれます。

  これは、本末転倒で、非常に非効率的です。

  INTEGRA-7は、専用ほハードウェアなので、
  PCの負荷なく、16種類の音を鳴らし切ります。

  ストレスフリーで曲作りに集中でき、
  MIXまでは一気に詰めることができます
 

(2)16個の楽器を、前後左右に配置できる!(MotionalSorround)

  こちらが、MotionalSorroundの設定画面です。
  (DAWから呼び出したVSTプラグインで設定できます)

081

  曲を一旦仕上げる(MIX作業)をやる方にとって、
  音の立体感はめちゃくちゃ重要ですよね。
  音量、パンは当然のこと、リバーブや音圧などを使って、
  前後左右と広さを作っていくと思います。

  しかし、特に慣れないうちは、
  音量で前後、PANで左右ぐらいまではよいのですが、
  音圧を上げて遠ざけたり、リバーブで距離をつけたり、^
  トラックごとに設定するのはかなり労力がかかります。

  ところが、INTEGRA-7であれば、平面ではありますが、
  楽器を置く場所をグラフィカルに設定できます。

  拡大すると、これです。

082
  

  ピアノは目の前、ドラムやベースは真後ろ、
  ストリングスは、左右において・・・
  volumeは、音を入れながら調節しているし、
  もうこのままAudioトラックに録音して、
  あとは、個別エフェクトかけて完成です。

  RolandのMotionalSorroundは、
  とても簡単に音の配置を出せて、
  便利極まりないと思います。
  

(3)生楽器やシンセ音は、大体そろっている(ピアノは特にいいです)

  ここは、音源の特集記事をご覧ください。
  個人的には、豊富にあるピアノはとても好きです。
  ピアノ専用のソフトウェア音源には、勝てないとは思いますが、
  Roland、仮想STEINWAY、仮想YAMAHA、アップライト などなどは
  よく使いますが、とても素敵な音です。
  ハンマーノイズも、高音のキンキンしたあの音も、再現され、
  低音は、録音後EQで上げてやると、深い深い音がします。

  ソフトウェア音源をインストールするSSDの領域やメモリを
  気にする必要はありませんし、音飛びや、DAWが遅くなる現象はありません。


3.悪い点

(1)エフェクトは別途買わなきゃいけない!
  INTEGRA-7には、多数のエフェクタが内蔵されており、
  16トラック並列で使うことができます。
  しかし、MotionalSorroundを使用していると、
  一切のエフェクタがオフになります。(Reverbすらもかかりません)

  ですので、エフェクタは、ギター用のような外部のエフェクタか
  PC側(ソフトウェアプラグイン)でかける必要があります。

  それでもMotionalSorroundが楽すぎるので、絶対に使います。
  必然的に、プラグインエフェクトはやはりそろえる必要があるわけです。

  どんなプラグインを買ったらいいか、説明はこちらの過去記事をどうぞ。


(2)EDMは無理!

  近年のEDM的な音作りは、単に音の問題だけでなく、
  音を様々な方法で変化させたり、機械的に多数発音させたりする必要があり、
  音源+演奏法?がセットである必要があります。
  どんなに音が優れていても、最新の音作りには勝てません。

(3)録音しないとプラグインエフェクトがかけられない
  上記にも出てきましたが、INTEGRA-7の音に、
  プラグインを使ったエフェクトは、トラック毎にはできません。

  INTEGRA-7からは、あくまで音として
  オーディオインターフェイスで受け取ります。
  ですので、AUDIO INPUT1系統にソフトウェアプラグインの
  エフェクトをリアルタイムにかけることができますが、
  トラックごとにはできないのです。


ということで、実際に曲作りを頻繁にやっている中で、
INTEGRA-7が使いやすい!と思うところと、
逆に、めんどくさ!と思うところをせいりしました。

ベストな方法は、

 ①INTEGRA-7でMotionalSorroundを使いながら、
   エフェクタも自由に複数駆けられれば、いうことないですね。

もしくは、

 ②ソフト音源をどんだけ買ってインストールしても、
  ストリスフリーに動作する、CPU、メモリ、SSDを持つPCを買う。

どちらも、実現できそうにありませんので、
私は、PCがスムーズに動く、ハードウェア音源を選んでおきます!(笑)

もし、参考になりましたら、
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それでは!

<ちょっと言いにくいお願い>

本サイトは、毎月3000PVのアクセスがあり、特に、CUBASE、KONTAKT、INTEGRA-7などで困った方のお役に立てているような気がして、私もうれしく思っております。可能であればお気持ちとしてココナラのブログを購入していただけると喜びます(関係ないブログですが、投げ銭代わりに(笑))

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