(2022年2月8日 一部訂正)

こんにちは!
TBです。

CUBASEで、オーディオトラックが、
とぎれとぎれになる場合の対処方法で、
検索しても見つからず、自力解決したものを記録しておきます。




目次

1.今回の記事が対象にしている人
2.よくある原因、でも今回は違う
3.対策
4.なぜ、こんなことが起きるのかを考察


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それではどうぞ!

1.今回の記事が対象にしている人


録音したオーディオトラックを再生すると、
ぶつぶつと途切れて、まともに音が鳴らない現象に
あったことありませんか?

もう少し整理すると、この記事はこんな人の役に立つかも!

 (1)オーディオトラックの波形を見るとちゃんと録音されているっぽい

 (2)特定のオーディオトラックだけが途切れる

 (3)複数のトラックと一緒に再生してもそのトラックは音が途切れる。

 (4)ソロで再生してもそのトラックの音が途切れる。

 (5)メモリやCPUは使い切っていない
  Windowsの場合は、タスクバー右クリックしてタスクマネージャーを起動し、パフォーマンスというタブをクリックすると、CPUやメモリの状態が見れます。
  色んなページを検索していると、このPCの性能に対する対策がヒットしますが、これではない。

 (6)別プロジェクトで別録音しても途切れる。


です。

(1)~(5)に当てはまったら、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。


2.よくある原因、でも今回は違う


インターネットを検索すると、
多くの人が困っていることが伝わってきます。

対策として、
・IntelのHT(HyperThredingTechnorogy)が
  原因の場合があるから、BIOSのHTを切る。
・ファイルの置き場所をCドライブにする
・CUBASEの置き場所をCドライブにする
・メモリを増設する、PCを買い替える
などなどが記載されています。


最初は、エフェクトの多用で、
性能がいっぱいいっぱいになって、
処理が欠損したのかと思いました。

しかし、CPUもメモリも余裕があり、
性能が原因であることは考えにくい。

また、あるトラックだけが、
おかしいだけで、他のトラックは問題ありません。

PCの性能や、
CUBASEはファイルの置き場所によって、
変わるなら、一つのトラックだけが
おかしいなんて、ことはないでしょう。

なので、以下をやってみました。

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3.対策


方法は、単純です。

そのオーディオトラックを削除して、
新しいオーディオトラックを作成してください。
そこに、オーディオプールから、
音源をドラッグアンドドロップするだけです。

解決!

なんて簡単なんだ(笑)


4.なぜ、こんなことが起きるのかを考察


原因は、残念ながら明確にはわからないのですが、
おそらく、ファイルシステムではないかと思います。

CUBASEは、リアルタイムに、
高音質に、複数の音源を同時再生できます。

これを実現するためには、
普通にファイルを読み込んでいる余裕はなく、
相当高速な処理を行っていると考えられます。

そのためには、
データベースシステムのような特殊な
ファイルシステムとメモリを有効に使い、
高速に処理をしていると考えられます。

再生すべき音のデータを
CUBASEをインストールしたドライブの
特定の領域に、高速な読み取りが可能な状態で、
一時的に保存しているのではないかと考えます。

もし、HDD(SSD)の特定の領域が、
破損しているとしましょう。

元となる音源(WAV)のデータをプールから、
特定の領域に読み込んで、再生するわけですから、
特定の領域の状態によって、左右されるわけです。

これが、あるトラックだけ、取り直しても、
おかしくなる理由ではないかと思います。



さて、原因はただの推測でしたが、
CUBASEのオーディオトラックが、とぎれとぎれになって、
性能に問題がない場合は、この方法を使ってみてください。

それでは!




<ちょっと言いにくいお願い>

本サイトは、毎月3000PVのアクセスがあり、特に、CUBASE、KONTAKT、INTEGRA-7などで困った方のお役に立てているような気がして、私もうれしく思っております。可能であればお気持ちとしてココナラのブログを購入していただけると喜びます(関係ないブログですが、投げ銭代わりに(笑))

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